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溝の口のお米マイスター・関屋精米店

川崎市高津区で玄米量り売り&店頭精米を行っている、お米の専門店です。
あなたの好みの一品をご提案するとともに、炊飯のアドバイスも致します。
また、高津区内にお住まいの方には当日無料配達をいたしております。
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水稲うるち玄米の[品種別]産地品種銘柄
少し前になりますが、ある会社から品種別の産地品種銘柄一覧を頂きました。
よく我々が目にするのは【産地別】の産地品種一覧で、どこどこ県ではこれとこれとこの品種、みたいな一覧表なのですが、【品種別】の一覧表では、この品種はどこどこ県とどこどこ県、って感じで載っています。

興味本位で、この一覧をパソコンに打ち込んでみたのですが、なかなか大変汗
平成24年のものでしたが、品種数で238、産地×品種=銘柄数で654もあるもので、ヒマを見つけながらなんとか打ち終わりました。

そこから平成25年産と平成26年産の一覧も農水省のホームページなどを見ながら、足したり減らしたり変更したりしていると、いろいろ思うことがあったのでここに記しておこうと思います。
平たく言うと、雑記です。

時代の流れというか、農水省の意向というか、飼料米をはじめとする新規需要米の品種が入ってきているのが特に変わったなぁと思うところです。
家畜の飼料にするのに産地品種の検査・証明って必要なのかなぁと疑問に思いますが、きっと何か意味があるのでしょう。

平成26年に青森県でも「ひとめぼれ」が銘柄になりました。これで全国35府県、南は沖縄まで、緯度の広さ日本一を更新しました。
でもさすがに北海道は・・・無理ですね。

ひとめぼれと言えば、親は「コシヒカリ」と「初星」。
「初星」は当店の創業者である祖父がお気に入りだった品種で、幼き頃の店長もその名をよく耳にしていました。
その「初星」が平成24年の岐阜県を最後に、銘柄としてはその名がなくなってしまいました。残念!
品種の世界は厳しい淘汰の繰り返し。いつかは消えゆく運命なので仕方がありません。

ちなみに「初星」はピーク時で5万ヘクタール以上作付けされ、作付け順位は最高で7位。
「コシヒカリ」を親に持ち、子には「ひとめぼれ」のほか「チヨニシキ」などがあります。

将来が期待される品種は、作付けされる地域が増えていくものですが、今成長著しいのが「あきだわら」です。
25年、26年とも複数の県で新規に採用されています。とはいえ、まだ8県。今後も増えるのか否か。
ちなみに多収穫がウリの品種です。が、肥料をたくさん与えないと増えませんし、肥料が多くなれば味が落ちます。
個人的にはあまり期待してない品種です。

期待している「にこまる」は期待ほど増えず、26年に兵庫が増えて19府県。東日本にはなかなか普及しません。
もう一つの期待品種「みずほの輝き」は長野県が廃止し、新潟のしかも上越限定のローカル品種になりそうです。

気になったのが「新生夢ごこち」。23年に登録された、本拠地岐阜県が、26年には取り消されています。栃木と埼玉に設定があるので銘柄は続きますが、なぜ岐阜では外され、それ以外が栃木と埼玉だけなのか、、気になります。

その昔一世を風靡した大品種「ササニシキ」。その親「ササシグレ」が26年に宮城にて銘柄設定されました。
なんかいいですね。いまさら「ササシグレ」だなんて、アソビゴコロがあって。
申請者は自然栽培に取り組むNPO法人のようです。なぁ〜るほど。


少々長くなってきましたので、この辺で。

最後にデータ提供です。
平成26年産の産地品種銘柄は689銘柄。品種数は255品種です。
作付けされている産地が多い品種TOP10は、
あきたこまち(31)、キヌヒカリ(27)、コシヒカリ(43)、にこまる(19)、日本晴(16)、ひとめぼれ(35)、ヒノヒカリ(27)、みつひかり(19)、ミルキークイーン(34)、夢ごこち(18)
です。
50音順で、最初は「あいちのかおり」、最後は「わせじまん」です。


朝の光、陽の光、月の光、CMで何気なく発せられていたこれらの光の表現。
すべて、お米の品種名に自動変換してしまいます。職業病です。



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お米の真空パック


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